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両親が色んな物をごっそり持って、実家から引っ越してきました。

わたしが小学校1年生〜2年生のときの日記帳もありました。
以前にも一度、読み返したことがあり、うちでは絶対に飲ませてもらえなかったファンタ(グレープ味)をどこかで飲んで大感激した様子など、妹ともどもウケまくったものです。

それを改めて再読しました。担任の村上先生に向けて、話し言葉で書かれています。前回読んだときには完全にスルーしていましたが、将来の夢を書いたところがありました。いわく、

あこちゃんは、おはなしをつくるひとになりたいの。

泣いちゃいました。わたし「あこちゃん」の夢、ぜんぜん叶えてあげてないじゃん!

そうだったんだ、そうだよね、毎晩おはなし作ってたよね。すっかり忘れ果てていた。
ごめんね自分。一応“物書き”のはしくれにはなっているけれど……

物にせよ人間関係にせよ、これまで過去というものを(必要以上に)切って切って切り捨ててきましたが、たまには過去を振り返るのも大事なのかもしれません。自意識の温故知新といいますか……なんかこう、見失ってた自分の核を再び発見したような。


# by excusemoi | 2012-05-13 19:53 | NOTES | Comments(0)
近所の映画館へ歩いて行く途中、雨が降り出したので、雨宿りにデパートへ駆け込んだ。

店内の書店へ入り、ずっと前から読みたい読みたいと思いながら未読であった内田百閒「ノラや」を購入。店を出ると雨がやんでいたので銀行に寄り、用事を済ませて外へ出ると、また雨。なんだか面倒くさくなり、映画館へは行かずにうちへ帰って、本を読んだ。

ある日ふいと外へ出たきり戻ってこない飼い猫を、半狂乱で探しまわり、帰ってくるのを待って待って待ち続ける、ひと月、ふた月、半年が過ぎていく。希望と絶望の間で振り子のように揺れながら、毎日、毎日、泣いて泣いて泣き続ける百閒、さっき「半狂乱」と書いたけれども、まさに狂気だ。<ペットロス症候群>などと一言では済まされない、喪失がひとを狂わせる様が赤裸々に描かれていて、なんだか妙に迫力がある。わたしも泣いた、ボロボロ泣いた。

やっぱりネコを失う実録モノでは、大島弓子の「グーグーだって猫である」があるけれど、あの漫画には、わたしはなぜか共感できませんでした。猫が擬人化されていることに、どうしても違和感——というか、反感に近い——があった。飼い主の猫に対する“依存”がすごく感じられ、それがわたしにはイヤだった。
「ノラや」では、人間はあくまで人間、猫はあくまで猫として。その距離というか、節操というか、ちょっと適切な言葉が思い浮かばないけれど、そこがわたしはとっても好きだ。依存と愛着の違いなのかな? よくわからないけど……。

とにかく、胸にグッときました。いっぱい泣きました。


# by excusemoi | 2012-05-01 18:57 | NOTES | Comments(2)
都知事が何を買おうが彼の自由ですが、ご自分のお小遣いをお使いになってはいかがですか。

わたくしは自分のお小遣いで、アカデミー賞史上初のサイレント映画「アーティスト」を見てきました!

品の良い懐古趣味にあふれた、なんともラブリーな映画でありまして、すばらしいシーンがいくつか登場します。
未見の方もいらっしゃるので詳しく書けないのが実に残念ですが、ヒロインが、恋する相手のスター俳優の楽屋にしのびこみ、そこに吊るしてあった衣装の・・に・・を・・、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・場面などは、思わず身震いしてしまうほどの美しさ。
物語自体はたわいないというか、予定調和というか、もちろんわざとそうなってるんですが、クライマックスでは自分でもまさかの涙、涙でございました。
「いかにもアカデミー賞審査員のおじいちゃんたちが喜びそうな」と批評されているのを海外サイトで見ましたが、その通りだと思いますね。でも、決してそれだけじゃないですよ。だってわたしはアカデミー賞審査員のおじいちゃんじゃありませんけど、感激したもん。(自分のお小遣いで)見に行ってよかった〜!

あともうひとつ。小犬が出てくるんですよ、主人公の愛犬が。これがめちゃめちゃ可愛らしいんですわ!!
「犬飼いたいけど、どうしようかなー」と悩んでいる人が見たら、映画館からペットショップに直行しますよ、きっと。


# by excusemoi | 2012-04-20 11:00 | FILMS | Comments(0)
かつて「愛の嵐」という昼ドラにハマりまくっていましたが(エミリー・ブロンテ「嵐が丘」のパクリだなんて当時は知る由もなく。ていうか、今でも原作読んだことない)。昨日の<春の嵐>は猛烈でした!

でもって、こういう日に限って、千葉そごうに出かけたりする間の悪さ。うちを出て1分後には早くも、狂ったような強風と雨!
その風力たるやものすごく、足が宙に浮くほどでした。いやホント。引き返そうかと思いましたが、どういうわけか、そういうときって無性に意地が張りたくなるんだよな〜。そのうち傘が風にあおられ、お猪口になったとこまでは想定内。しかし、傘の骨がこんなに簡単に折れるものとは知らなんだ。さっきまで傘だった物が、みるみるうちに単なるゴミへとトランスフォームしていく様は、ちょっと無気味なようでした。

それにしても。ベランダのソラマメは避難させといて大正解。今年のうちのソラマメ、桜より早く開花しましたよ。


# by excusemoi | 2012-04-05 00:04 | NOTES | Comments(0)
中学生の男の子って、妙に大人びた子と、まだまだコドモだなーって子との落差がすごくある。
最近、塾にいる“コドモ”組の数人が、なぜか私のことを「親分」と呼ぶようになった。顔を合わせるたびに
「おっ、親分!」と声をかけてくる。
それでこっちも
「おう、子分よ。やってるか?」
「やってる、やってる!」
「そうか、よし。……で、何やってんだ?」と聞くと
「勉強」と答える。
本当はそこで続けて
「勉強じゃなくてオナニーだろ」と言いたいところなんですが、立場上グッとこらえて
「ここで言えないようなことやってんじゃないの?」と言うのが精一杯でございます(笑)。

この年頃でやってるといえばセンズリに決まっていると思いますが、この年頃はまた、成長期でもあるんですよね。3日に一度ぐらいとかなりの頻度で会っているのに、会う度に「また背が伸びた?!」と思います。CGなんじゃないかと思うほどです。そのスピードたるや、ちょっと怖いぐらいにスゴイです。